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文字式

★文字式の表し方★割り算、分数の場合はどうする?

ゆい
ゆい

文字式を勉強したいんですけど

まずは何したらいいですかー??

かず先生
かず先生

OK!

文字式を勉強していくため、覚えておきたいルールがあるからまとめておくよ

というわけで、今回の記事では文字式のルールについてまとめておきます。

文字式を勉強していくためには、まずこのルールを身につけておく必要があるよ!

文字式の表し方

×は省略する

a\times b\times c=abc

文字式では、このように×は省略して表していきます。

文字はアルファベット順にする

y\times x\times z=xyz

文字式では×を省略するとお伝えしましたが、その際に文字はアルファベット順に並びかえるようにしましょう。

数は文字の前に書く

a\times 4=4a

文字と数の積は×を省略する際、数字を前に持ってくるようにしましょう。

1は省略する

1\times a=a

(-1)\times a=-a

文字の前につける数が1の場合には、1を省略して表します。

ただし

11\times a=11a

0.1\times a=0.1a

このように、1という数字を含んでいたとしても11や0.1などは省略しないので気を付けてください。

同じ文字の積は累乗にする

a\times a\times b\times b\times b=a^2b^3

同じ文字を掛け算する場合には、文字の上に指数をつけて累乗の形で表します。

かっこと数の積は、かっこの前に数を書く

(x+y)\times 5=5(x+y)

かっこと数の積の場合、かっこの前に数を置くようにします。

分配法則を学習している場合には

(x+y)\times 5=5x+5y

このようにしてもOKです。

 

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÷は省略して、分数の形にする

x\div 4=\frac{x}{4}

割り算は省略して、分数の形にして表します。

割り算は逆数にして掛けるということを覚えておけば

x\div 4=x\times \frac{1}{4}=\frac{x}{4}

となることが理解できますね(^^)

分子全体にかっこがつくときは、かっこを省略する

(x+y)\div 2=\frac{x+y}{2}

そのまま分数の形で表すと \displaystyle{\frac{(x+y)}{2}} となるのですが、分子全体にかっこがつくときには、かっこを省略して表します。

足し算と引き算の+、-は省略できない

a\times 3-b\div c=3a-\frac{b}{c}

足し算と引き算の+、-の記号は省略しません。

a\times 3-b\div c のマイナスよりも左の a\times 3=3a、右の b\div c=\frac{b}{c}をそれぞれ表しマイナスでつないで表します。

 

乗除混じった場合には、割り算を分数にしてから考える

a\div b\div c=\frac{a}{bc}

このように乗除が混じった場合には、割り算を分数の形にしてから考えていきましょう。

a\div b\div c=a\times \frac{1}{b}\times \frac{1}{c}=\frac{a}{bc}

 

文字式のルール【まとめ】

ゆい
ゆい

いっぱいあるんだね…

かず先生
かず先生

だけど、1つ1つは単純なものばかりだったよね

問題を解きながらルールを身につけていこう!

×は省略する

a\times b\times c=abc

文字はアルファベット順にする

y\times x\times z=xyz

数は文字の前に置く

a\times 4=4a

1は省略する

1\times a=a

(-1)\times a=-a

同じ文字の積は累乗にする

a\times a\times b\times b\times b=a^2b^3

かっこと数の積は、かっこの前に数を置く

(x+y)\times 5=5(x+y)

÷は省略して、分数の形にする

x\div 4=\frac{x}{4}

分子全体にかっこがつくときには、かっこを省略する

(x+y)\div 2=\frac{x+y}{2}

足し算と引き算の+、-は省略できない

a\times 3-b\div c=3a-\frac{b}{c}

乗除混じった場合には、割り算を分数にしてから考える

a\div b\div c=\frac{a}{bc}

 

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