文字式を勉強したいんですけど
まずは何したらいいですかー??
OK!
文字式を勉強していくため、覚えておきたいルールがあるからまとめておくよ
というわけで、今回の記事では文字式のルールについてまとめておきます。
文字式を勉強していくためには、まずこのルールを身につけておく必要があるよ!
文字式の表し方
×は省略する
a\times b\times c=abc
文字式では、このように×は省略して表していきます。
文字はアルファベット順にする
y\times x\times z=xyz
文字式では×を省略するとお伝えしましたが、その際に文字はアルファベット順に並びかえるようにしましょう。
数は文字の前に書く
a\times 4=4a
文字と数の積は×を省略する際、数字を前に持ってくるようにしましょう。
1は省略する
1\times a=a
(-1)\times a=-a
文字の前につける数が1の場合には、1を省略して表します。
ただし
11\times a=11a
0.1\times a=0.1a
このように、1という数字を含んでいたとしても11や0.1などは省略しないので気を付けてください。
同じ文字の積は累乗にする
a\times a\times b\times b\times b=a^2b^3
同じ文字を掛け算する場合には、文字の上に指数をつけて累乗の形で表します。
かっこと数の積は、かっこの前に数を書く
(x+y)\times 5=5(x+y)
かっこと数の積の場合、かっこの前に数を置くようにします。
分配法則を学習している場合には
(x+y)\times 5=5x+5y
このようにしてもOKです。
÷は省略して、分数の形にする
x\div 4=\frac{x}{4}
割り算は省略して、分数の形にして表します。
割り算は逆数にして掛けるということを覚えておけば
x\div 4=x\times \frac{1}{4}=\frac{x}{4}
となることが理解できますね(^^)
分子全体にかっこがつくときは、かっこを省略する
(x+y)\div 2=\frac{x+y}{2}
そのまま分数の形で表すと \displaystyle{\frac{(x+y)}{2}} となるのですが、分子全体にかっこがつくときには、かっこを省略して表します。
足し算と引き算の+、-は省略できない
a\times 3-b\div c=3a-\frac{b}{c}
足し算と引き算の+、-の記号は省略しません。
a\times 3-b\div c のマイナスよりも左の a\times 3=3a、右の b\div c=\frac{b}{c}をそれぞれ表しマイナスでつないで表します。
乗除混じった場合には、割り算を分数にしてから考える
a\div b\div c=\frac{a}{bc}
このように乗除が混じった場合には、割り算を分数の形にしてから考えていきましょう。
a\div b\div c=a\times \frac{1}{b}\times \frac{1}{c}=\frac{a}{bc}
文字式のルール【まとめ】
いっぱいあるんだね…
だけど、1つ1つは単純なものばかりだったよね
問題を解きながらルールを身につけていこう!
×は省略する
a\times b\times c=abc
文字はアルファベット順にする
y\times x\times z=xyz
数は文字の前に置く
a\times 4=4a
1は省略する
1\times a=a
(-1)\times a=-a
同じ文字の積は累乗にする
a\times a\times b\times b\times b=a^2b^3
かっこと数の積は、かっこの前に数を置く
(x+y)\times 5=5(x+y)
÷は省略して、分数の形にする
x\div 4=\frac{x}{4}
分子全体にかっこがつくときには、かっこを省略する
(x+y)\div 2=\frac{x+y}{2}
足し算と引き算の+、-は省略できない
a\times 3-b\div c=3a-\frac{b}{c}
乗除混じった場合には、割り算を分数にしてから考える
a\div b\div c=\frac{a}{bc}