金属の性質って覚えてるかな?
んーっと…んーっと
金属は、金属でしょ…?
たしかに、金属の特徴なんて聞かれても…
そんなこと考えたこともねぇわ!
ってなるよね(^^;)
ってことで、中学理科では金属がどのような性質をもった物質なのかを学習します。
覚えておきたい金属の性質は3つだ!
金属3つの性質
- 金属光沢をもつ
- たたいて伸ばすことができる
- 電気、熱をよく通す
では、それぞれの性質について詳しく見ていこう!
金属の性質①~金属光沢をもつ~
金属は金属光沢(こうたく)をもっています。
言葉が難しくて意味がわかんない…
うん、たしかに漢字がいっぱいで難しく聞こえるけど単純だよ
磨くと光る
っていう意味です(^^)
10円玉がなんかが良い例です。
この動画がすごい分かりやすいね!
磨くことでこんなピッカピカになっちゃいます。
これは金属の性質
磨くと光る!
っていうものがあるからですね。
10円玉、磨いてみようかなぁ!
金属の性質②~たたいて伸ばすことができる~
金属は、たたいたり引っ張ったりすると伸ばすことができます。
ん、どゆこと…?
金属って固いってイメージがあるんだけど
トンテン、カンテン
叩いていくことで広げることができ、引っ張ると伸ばすことができます。
他の物質であれば…
こんな感じで、変形っていうよりも破壊…されちゃうよね(^^;)
ちなみに、金箔ってわかるかな?
これは、まさに金属の性質を利用したものでして
金をたたいて、たたいてうすーく伸ばした状態のものなんだよ!
へぇ~知らんかった!
そして、追加知識なんだけど
金属をたたくと広がる性質のことを展性(てんせい)
ひっぱると伸びる性質のことを延性(えんせい)ともいうよ!
この用語が中学理科のテストで問われることは少ないと思いますが、かるーく頭に入れておいてください(^^)
金属の性質③~電気や熱をよく通す~
金属は、電気や熱をよく通します。
これはイメージしやすいかも!
そうだね、これは日常の生活とつながっている部分も多いのでイメージがしやすい!
フライパンなどで想像してみましょう。
こうやってフライパンを火にかけると、すぐに全体が熱くなるよね。
あれは金属が熱をよく通すという性質を持っているからなんだね!
同じように電気も通しやすいっていう性質があるよ(^^)
以上が覚えておきたい金属の3つの性質でした!
あれ?
磁石にくっつくっていうのも金属の性質じゃないの??
金属は磁石にくっつく!?
金属は磁石にくっつく…?
テストで、金属の性質を問う選択問題があった場合
必ずといってもいいほど、含まれているひっかけ選択肢がコレなのです。
結論から言うと
磁石にくっつく金属もあれば
くっつかない金属もある
よって
すべての金属に共通する性質ではない!
というのが答えです。
鉄など一部の金属は磁石にくっつきます。
金属=鉄っていうイメージが強いので、どうしても勘違いしやすいですが(^^;)
1円玉をイメージしてみましょう。
1円玉はアルミニウムという金属によって作られていますが、磁石にくっつきましたっけ?
実際に試してみるといいのですが
1円玉は磁石にくっつきません。
金属なのに磁石にくっつかないものがあるぞってことが、これで実感できると思います。
なので、金属に共通する性質として「磁石にくっつく」は含めることができません。
ひっかからないように気を付けてくださいね!
金属の性質3つ【まとめ】
金属の性質については、テストにも問われやすいところです。
知識として覚えておくだけで得点できる問題でもあるので、しっかりと覚えておきたいですね!
OK!
光る、広がって伸びる、熱や電気をよく通す!
覚えたぜ★
金属3つの性質
- 金属光沢をもつ
- たたいて伸ばすことができる
- 電気、熱をよく通す
鉄など一部の金属は磁石にくっつくが、アルミニウムなど磁石にくっつかない金属もある。