理科の問題で力の合成ってあるじゃん?
あれの作図方法が分かんないよ…
それじゃ、三角定規を準備して一緒に書いてみよう!
というわけでして、今回は合力の作図方法について解説していきます。
三角定規を使って、平行な線を引きながら合力を作図していくよ!
まずは平行線の引き方から確認しておこう。
平行な線の作図方法
合力の作図をするためには、三角定規を使って平行線を引く必要があるよ!
~三角定規を使った平行線の作り方~
①三角定規を線に合わせてセットする
②定規をスライドさせて、線を引く
合力の作図【一直線上にある場合】
2力が一直線上にある場合、合力は次のようになります。
~2力の向きが同じとき~
同じ方向に力を加えるんだから、合わせた力は足し算になるよね!
~2力の向きが逆のとき~
逆方向に力を加えると合力は、大きな力が加わっている方向に対して、それぞれの力の差になるよ!
合力の作図【三角定規を使う場合】
2力が一直線上にない場合、合力は次のようになります。
2力を2辺とするような平行四辺形を作ったときの対角線にあたる部分が合力となります。
つまり、ある物体をこのように2方向へと力を加えると、赤線で示したように右上へと物体を動かすことができるということだね。
でも…
平行四辺形の対角線なんて、どうやって作図するの?
そうだね!
平行四辺形の作図方法について見ていこう
まずは、三角定規をこのような形にセットします。
そして、定規を上にスライドさせ平行な線を引きます。
もう一方の線に対しても、同様に平行線を引きます。
すると、2つの平行線が交わるところ
ここが平行四辺形の頂点となるので、このように合力が完成します。
おぉ!
なんか面白いですね♪
それじゃ、合力の作図を練習してみようか!
【練習問題】
次の2力の合力を作図しなさい。
合力の作図【まとめ】
三角定規のスライドテクニック
マスターしたぜ★
合力の作図はテストにも出題されやすい問題だから
しっかりと覚えて、得点源にしていこうね!
~2力が一直線上にある場合~
~2力が一直線上にない場合~