ガスバーナーの使い方がイマイチわかってなくて…
手順が覚えれないんだよね…
実験器具の使い方手順や注意すべきことっていうのはテストに出やすいところだから、しっかりと確認しておこう!
ってことで、今回の記事ではガスバーナーの使い方や注意すべきことについて解説していきます。
どのようにして火をつけるのか。
そして、どうやって火を消せばいいのか。
また、ガスバーナーの用語についても覚えていこう。
まずは、手順についてまとめておきます。
火のつけ方
- ガス調節ねじ、空気調節ねじがしまっているか確かめる
- 元栓(コック)を開く
- マッチに火をつけて、ガスバーナーに近づける
- ガス調節ねじを回して、火をつける
- 空気調節ねじを回して、炎の色が青色になるよう調節する
火の消し方
- 空気調節ねじをしめる
- ガス調節ねじをしめて、火を消す
- 先にコックをしめ、元栓をしめる
これらを順を追って確認していこう!
ガスバーナーの用語とポイント!
まずは、ガスバーナーに関する用語をチェックしておこう!
元栓の役割、どっちが開いた状態?
元栓は、ガスをガスバーナーに送り込む入り口みたいなもんですね。
ここを開くことによって、ガスを送り込み火をつけることができます。
進行方向と同じ向きが開いた状態、垂直の向きが閉じた状態です。
コックの役割、向きはどっち?
コックは、ガスバーナーにガスを送り込む関所みたいなもんです。
元栓を通ってきたガスを止めておく役割があります。
安全装置みたいな感じだね
なので、火をつける場合には元栓だけでなくコックも開く必要があります。
ただ、コックがついていないガスバーナーもあるので、テスト問題ではコックを開けるという手順が含まれたいない場合もあります。
そこのところはご了承くださいね(^^;)
コックも元栓と同様
進行方向と同じ向きが開いた状態、垂直の向きが閉じた状態です。
ガス調節ねじの役割、回す方向は?
ガスバーナーについている2つのねじのうち
下にあるのがガス調節ねじです。
上と下のどっち?が問われやすいので絶対に覚えてね。下がガス!!
ガス調節ねじを回すことで、ガスの量を調節することができます。
ガスが多くなれば炎が大きくなるし、少なければ炎は小さくなります。
反時計回りに回すと開き、時計回りに回すとしまります。
どちらに回すか?という問題もテストではよく出題されるので要注意です!
あれ、どっちに回せばいいんだっけ?
となってしまったら、蛇口を思い出してね
蛇口ってどっちに回せば水が出て、どっちに回せば水が止まるかな?
ガスバーナーの回す方向も蛇口と一緒だから、困ったときはこうやって思い出そう!
空気調節ねじの役割、回す方向は?
ガスバーナーについている2つのねじのうち
上にあるのが空気調節ねじです。
空気調節ねじを回すことで、点火した炎に空気を送り込むことができます。
そして、空気調節ねじを回すときには注意が必要です。
空気調節ねじとガス調節ねじは連動しています。
そのまま回そうとするとガス調節ねじも一緒に回ってしまいます…
なので、空気調節ねじを回したい場合にはガス調節ねじを手で押さえた上で、空気調節ねじだけを回すようにしてください。
回す方向はガス調節ねじと同じです。
ガスバーナー実験での使い方・注意【火のつけ方】
手順① ガス調節ねじ、空気調節ねじがしまっているか確かめる
まずは、今から使用するガスバーナーのねじがしっかりとしまっているかを確かめましょう。
ねじがゆるんだ状態だと、ガスが漏れてしまって危険です。
まずは安全確認を!
手順② 元栓(コック)を開く
次の元栓を開きます。
ガスバーナーにコックが付いている場合は、コックも開きましょう。
手順③ マッチに火を近づけて、ガスバーナーに近づける
次に、マッチに火をつけてガスバーナーに近づけます。
この時点では、まだガスバーナーのねじは回しません。
ガス調節ねじを先に開いてしまうと、マッチの火を近づけるまでの間にガスが漏れてしまって危険です。
先にマッチの火を近づけてから、ガス調節ねじを回すことで点火までの間にガス漏れが生じないようにしましょう。
手順④ ガス調節ねじを回して、火をつける
ガス調節ねじを回して、火をつけます。
更にねじを回しながら炎の大きさを調整します。
マッチの火を近づけて点火するときには、マッチの火は下から近づけるようにしましょう。
上から近づけた場合、点火したときに手が熱いことになっちゃいます(^^;)
非常に危険なので気をつけてくださいね。
手順⑤ 空気調節ねじを回して、炎の色が青色になるよう調節する
ガス調節ねじを押さえて、空気調節ねじを回して炎の色が青色になるよう調整します。
空気調節ねじを開く場合には、必ずガス調節ねじを手で押さえて一緒に回らないようにすること!
以上がガスバーナーの点火手順でした!
次は、火を消す手順についても見ていこう。
ポイントは点火の逆だ!
ガスバーナー実験での使い方・注意【火の消し方】
手順① 空気調節ねじをしめる
火を消すときには、点火の逆をたどっていくのがポイントです。
まずは、空気調節ねじをしめます。
ここでも、ガス調節ねじを押さえながらというのを忘れないように!
手順② ガス調節ねじをしめて、火を消す
次に、ガス調節ねじをしめて火を消します。
手順③ 先にコックをしめ、元栓をしめる
火が消えた後は、コックをしめてから元栓をしめます。
コックがついていないガスバーナーであれば、元栓だけしめればOKですね。
これにて消火完了であります!
ガスバーナーの使い方・注意【まとめ】
ねじを回す方向、使い方の手順などはテストや入試でも問われやすいところです。
しっかりと確認して覚えておこうね!
OK,OK!
点火の手順を覚えれば、消火も簡単だし
たぶん大丈夫だ!
火のつけ方
- ガス調節ねじ、空気調節ねじがしまっているか確かめる
- 元栓(コック)を開く
- マッチに火をつけて、ガスバーナーに近づける
- ガス調節ねじを回して、火をつける
- 空気調節ねじを回して、炎の色が青色になるよう調節する
火の消し方
- 空気調節ねじをしめる
- ガス調節ねじをしめて、火を消す
- 先にコックをしめ、元栓をしめる
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