最頻値って何ですか?
つか、漢字ムズイし…
というわけで、今回は「最頻値(さいひんち)とは?どうやって求める?」について解説していきます。
最頻値はとっても簡単だから、5分でサクッと理解しちゃおう!
最頻値とは?求め方は?
資料の中で、最も多くあらわれる値を最頻値といいます。
また、最頻値のことをモードともいいます。
ん?どゆこと…??
これはすごくシンプルなことです!
一番多く出てくる値、これが最頻値です。
次の資料において、最頻値の値が何になるか考えてみましょう。
$$5,1,1,2,4,4,5,5$$
それぞれの数が何個ずつあるか数えてみます。
1は2個、2は1個、4は2個、5は3個
すると、この中で一番多く出てきた数は何かな?
3個出てきている5が一番多い!
そうだね!
つまり、最頻値は5ってことになります。
え、たったそれだけのこと?
簡単だよね!
最頻値とは、最も多く出てくる値のこと!
では、次の場合には最頻値はどうだろうか。
このように度数分布表になっている場合には、度数が最も多くある階級を見つけます。
そして、そこの階級値を最頻値とします。
階級値とは、階級の中央の値のことでしたね。
つまり、階級値は3点ということになります。
ここで1つ注意点!
度数分布表から最頻値を求める場合、間違って度数の数を答えてしまう人がいます。
今回の資料であれば、9ですね。
これは大間違い!!
最頻値というのは、あくまでデータの値のことです。
そこを間違えないように気を付けてください。
度数分布表から最頻値を求める場合には、階級値を用いるってことを覚えておこう!
最頻値だもんね
階級ではなく、階級値で答えないといけないってことだね
最頻値を求める問題に挑戦!
では、理解を深めるために最頻値を求める問題に挑戦してみましょう。
次の資料の最頻値を求めなさい。
$$40, 20, 30, 20, 40, 50, 10, 20$$
それぞれの値が何個ずつあるのか数えてみましょう。
10は1個、20は3個、30は1個、40は2個、50は1個
すると、20が一番多いってことが分かりますね。
よって、最頻値は20となります。
答え
$$20$$
次の資料の最頻値を求めなさい。
この資料の中で、最も度数がある階級は4~6時間のところですね。
最頻値は、階級値を答えないといけないので
$$\frac{4+6}{2}=5時間$$
となり、最頻値は5時間ということになります。
答え
$$5時間$$
最頻値の求め方まとめ!
かなりサクッとした説明だったけど理解できたかな?
最頻値について、今回の記事内容が理解できればバッチリだよ!
OK,OK~♪
超理解したよ!最頻値は一番多く出てくる値のことだね。
度数分布表のときには、階級値にすることを忘れんよーにしないとね!
資料の中で、最も多くあらわれる値を最頻値といいます。
また、最頻値のことをモードともいいます。
度数分布表から最頻値を求める場合には、度数が最も多くある階級の階級値を最頻値とします。